失敗しない太陽光発電選び方
日本で販売されている太陽光発電のメーカーは、海外メーカーもふくめれば、主要なメーカーで20社以上あります。
日本メーカーは、太陽光発電の創成期には世界でもトップシェアをもっていましたが、中国製品の台頭で大きくシェアを落とすこととなりました。産業用太陽光発電に関してはほぼ中国製といっても過言ではありません。
住宅用では、日本メーカーがやや優勢ですが価格面で中国製を選択される方も増えてきています。
主要国内メーカー
パナソニック | 元三洋電機 HITを生産拠点を海外に移し製産していたが、採算割れのため生産から 撤退。海外製品をOEMで販売している。 |
シャープ | 住宅用太陽光発電ではトップシェアをもっていた。海外製品のOEMに移行しつつある。 |
京セラ | 太陽光発電の老舗。自社開発製品に強み。 生産拠点を海外に移し生産継続しているが、価格競争力で苦戦。 |
長州産業 | 日本で唯一の国内生産。 住宅用太陽光発電に特化している。 |
ネクストエナジー | 海外の生産拠点にて製造している。 太陽光発電付カーポートが好調。 |
DMM | 海外の生産拠点にて製造している。 |
ソーラーフロンティア | 日本国内生産していたが、撤退。 海外製品をOEMにて販売。 |
三菱 東芝 | 太陽光発電事業から撤退。 |
主要海外メーカー
Qセルズ | 元ドイツのメーカー。破綻後 韓国のファンファ社が買収。 |
カナディ アンソー ラー | カナダのメーカー。 中国を生産拠点にて製造している。 |
ジンコ ソーラー | 中国のメーカー。 世界No1の出荷量を誇る会社。 |
太陽光発電主要メーカーをご紹介しましたが、ほとんどの場合は中国で製造されています。
中国で製造しているからといって品質が劣っているわけではありません。著しく安い中国製品は問題がありますが日本では、ほぼ販売されていません。
パネルの性能自体も、一部高効率パネルを除き大きな違いはありません。
海外メーカーのパネルは、産業用太陽光発電の為に製造されているものが多く、1枚の面積が大きい為住宅には向きません。がQセルズ・カナディアンソーラーは住宅用の小さなパネルもラインナップしている為、住宅用でもシェアを伸ばしています。
国内メーカーは、海外メーカーに比べると価格は若干高めとなりますが、ラインナップも豊富です。各メーカーパネル寸法が若干ちがいますので、レイアウト図面で確認して美観にもこだわり選択することができます。
永きにわたり使うものですから、製品保証等も確認が必要です。有償・無償のものがあります。その他、自然災害に備えた自然災害補償保険のあるなし等も大切です。施工に関して雨漏れ補償をしているメーカーもあります。メーカーのアフターフォロー体制もメーカーにより大きな違いがあります。ここでは書きませんが、お問い合わせいただければ詳しくお話いたします。
一度設置すれば永く使うものですので、製品保証・自然災害補償・フォロー体制等、総合的な検討が必要です。
当社では各メーカー施工IDを所得していますので、各メーカー施工可能です。
各メーカーの中からお客様の屋根面積・屋根形状や電力使用量等に合わせた最適機器をご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせください。